人材派遣の面接で有利な時間帯はある?

公開日:  最終更新日:2020/09/18

基本的に面接は朝一に行われるのがベスト!


人材派遣の面接で有利な時間帯は朝イチです。朝は人事担当者の疲れがないので、こちらの発言を集中してチェックしてくれます。

また、疲労感がほとんどない状態だと重大な判断を下しやすいというポイントもあります。どうしても有利な時間帯である朝一に面接がセッティングできないのであれば、午後イチがおすすめです。

朝イチほどではありませんが、午後休憩の後なら面接官はリフレッシュできているでしょう。また、午後イチの面接なら午前中にゆっくりと面接の準備ができます。

朝イチの面接が有利になるには面接官が疲れておらず、重要な判断を下しやすいという理由以外には、面接官の印象に残りやすいという理由があります。非常に多くの応募者がいる場合は、印象に残らなければまず面接を通過することはできないでしょう。

人材派遣の面接が朝イチだと有利になるには理由がある

人材派遣の面接が有利に進むのは、基本的に朝イチだと言われています。その理由は至ってシンプル。

「朝イチなら疲れていないので意思決定しやすい」ということです。意思決定にはある程度のエネルギーを必要としますが、それが採用面接ならかなりのエネルギーを必要とすることは想像に難くありません。

朝イチで面接を行ってもらえば、採用するという意思決定をしてもらいやすくなります。逆に意思決定が難しい夕方、夜になると採用確率は朝一に比べて低くないやすいです。

その日の業務でクタクタになっているところに採用面接をセッティングされてしまっても、人事担当者は集中して話を聞くことはできませんし、採用という重要な判断を下しにくくなるでしょう。それなら不採用という判断も下せないのでは?と思うかもしれません。

そうなると、「ひとまず保留」ということになります。採用面接において保留されるということは、優秀なライバルが現れた場合は圧倒的に不利になってしまいます。

そのため、人材派遣の最小面接は可能な限り朝イチに受けることをおすすめします。

朝イチが難しいなら午後イチでもOK


朝イチにどうしても採用面接が受けられないというケースもあるでしょう。そのような場合、次にどの時間帯を狙うべきなのでしょうか?答えは「午後イチ」です。

先程朝イチは疲れが溜まっていなので重要な判断を下しやすいと申し上げましたが、午後イチにも同じことが言えるでしょう。朝イチほど疲れが溜まっていないわけではありませんが、午後休憩を挟んだ午後イチの時間帯なら、人事担当者もリフレッシュして採用面接に臨んでいると考えられます。

また、昼の時間帯に採用面接を受けることには他にもメリットがあります。それは「自分の準備時間を長く取れる」ということです。

朝イチに面接を受けようとするなら、移動時間を含めた面接準備にかなりの時間がかかってしまうため、それなりに早く起きなければいけません。「明日は早く起きなければいけない」というプレッシャーのおかげで、安眠できず面接で失敗する可能性が高まります。

その点お昼の面接なら、ゆっくり準備ができるのでその点に限っては朝イチよりも有利になるでしょう。

ESの提出は早めに、面接も早期にセッティングしてもらおう

面接の時間帯はできるだけ早めに設定するのは、面接官の疲労を考慮してとお伝えしましたが、それ以外にも理由があります。それは面接官の印象に残りやすいということです。

面接官は非常に多くの応募者の対応をしなければ行けない中で、採用する人を絞っていきます。そのため、面接官の印象に残らなければ採用されることは難しいのです。

そのため、面接官の印象に残りやすい朝一は有利にと言えるでしょう。また、面接そのものを早めに設定してもらうことも大切です。

1日の1番早い時間帯に面接を受けることが大切だとお伝えしましたが、面接全体でもできるだけ早めに受けることが大切になります。気になった求人があったらすぐにエントリーし、すぐに面接を受ける心構えでいるのがいいでしょう。

そのためにはエントリーシートなどの準備を日頃からしっかりとしておくことが重要です。決断の早さ、フットワークの軽さは入社後の仕事の質にも影響してくるでしょう。

(まとめ)人材派遣の面接で有利な時間帯はある?

1.基本的に面接は朝一に行われるのがベスト!
人材派遣の面接で有利なのは面接官が疲れていない朝イチです。次におすすめしたいのは午後イチ。朝弱いという方は午後イチのセッティングがおすすめです。

2.人材派遣の面接が朝イチだと有利になるには理由がある
人材派遣の面接で有利な時間帯は朝イチです。朝イチは集中力が高い時間帯のため、採用という重大な判断も下しやすいのです。

逆に夕方~夜は不利になってしまいますので注意してください。

3.朝イチが難しいなら午後イチでもOK
朝イチの面接が難しいなら午後イチに面接の予定を入れましょう。午後イチの面接にすれば午前中はゆっくりと面接の準備にあたることができるので、落ち着いて面接に臨めるでしょう。

4.ESの提出は早めに、面接も早期にセッティングしてもらおう
面接の時間帯を早めに設定してもらえば印象に残りやすいため有利になります。気になる求人があればすぐにエントリーして面接が受けられるように、日頃からしっかりと準備しましょう。

著者情報

小松 元樹
プロフィール:転職コンサルタント。自身の転職経験から転職者により良い選択をしてもらいたいという願いから3年前に起業。多くの転職相談者にアドバイスをしている。
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