人材派遣の面接で好印象の経歴説明の方法は?

公開日:  最終更新日:2024/07/08

経歴説明・自己紹介・自己PRの違いを知ろう


面接の質問で、経歴説明だけでなく自己紹介や自己PRを求められる場合があります。3つともあなたを知るための質問ですが、聞きたいポイントが異なるため、それぞれの違いを理解し的確に答えましょう。

経歴説明は職務経歴の確認

職務経歴はあらかじめ書類などで応募先に提出するケースが多く、ある程度は面接官も把握しています。経歴にうそがなく、入社後どのように経験を生かせるかを確認するためのものです。

自己紹介はあなたらしさを見る

面接の冒頭で求められることが多く、あなたのあいさつの仕方や人柄を見る質問です。入社後ビジネスの場でも自己紹介をする機会があり、練習しておいて損はありません。

自己PRで強みをチェック

あなたの強みをアピールできる質問で、強みを発揮したエピソードと入社後の生かし方を面接官は知りたがっています。応募先にあなたを採用するメリットを伝える質問です。

経歴説明を求める目的

面接で経歴説明を求める目的を知り、意図をくんだ回答をしましょう。面接官が知りたいポイントを3つ紹介します。

応募者のスキルが求めるものに合うか

求めるスキルは会社ごとに異なるため、必要なスキルを持つ人物かを職務経歴から確かめます。簡潔にまとめた職務経歴書の内容を、具体的なエピソードを交えて伝えましょう。

たとえ異業種への応募であっても、共通して必要とされるスキルはあるので、積極的に話しましょう。

自社の雰囲気に合うか

経歴説明をするあなたの人柄を見て、自社の考え方やスタッフの雰囲気を合うかを確認します。決まりに従って業務を進める職場や、積極的にコミュニケーションを取って新しい顧客を開拓する職場など、特徴はさまざまです。

あなたが自社の雰囲気に合えば、働きやすくすぐに辞めないことも企業にとってのメリットなので、相性をチェックしています。

自社への貢献を期待できるか

面接官は経歴説明を聞いて、あなたが過去の経験やスキルを自社で生かし貢献できるかを見極めます。考え方や取り組む姿勢を聞き、自社でも同様にスキルを発揮できるかを確認しています。

面接で経歴説明するポイント


面接で経歴説明を求められた場合、どのような内容を答えればよいのでしょうか?面接官が知りたいポイントを把握して、採用を期待できる答え方をしましょう。

職務経歴書の内容を具体的に伝える

簡潔かつ具体的に経歴説明をし、面接官が「もう少し詳しく聞きたい」と感じることがポイントです。経歴やスキルに対する掘り下げがあった場合、あなたに興味があると期待できます。

企業名・職種・実績を簡潔に話す

経歴説明は携わった職種だけでなく、企業名と実績もあわせて伝えます。その職場で何年働き、数値を使って在職中にあげた成果を説明すると、信ぴょう性が高くなります。

過去の実績から、あなたが入社後活躍を期待できるとアピールするチャンスです。

転職回数が多いときは関係のある仕事に絞る

転職回数が多く、複数の職種や業界で働いた経験がある場合は、応募先に関わりのある職場に絞ります。初めから全て職歴を説明すると時間がかかるからです。

特にアピールしたい経歴が最近であれば、回答時間が長くなり途中で話を止められる可能性があります。

面接官に印象よく経歴説明するコツ

経歴説明で面接官が知りたい内容を、好印象に伝えるコツを紹介します。
面接当日までにくり返し練習し、コツを自分のものにしましょう。

1分程度にまとめる

経歴説明に使う時間は1分程度にとどめましょう。職務経歴だけでなくその他の質問にも当てはまり、3分を越える回答は長すぎて言いたいことが伝わりにくいからです。

簡潔にまとめて初めから詳しく話さず、面接官から掘り下げの質問があると想定した回答を用意しましょう。

まっすぐ面接官を見て真剣に話す

緊張すると無表情になりやすいですが、面接官と視線を合わせて真剣に話します。目を見て熱意を持って話すと、仕事に対するやる気もアピールできます。

最初から最後まで目を見続けるよりも、アピールしたいところで真剣に目を見た方がしっかりと伝わるでしょう。

ややゆっくりと話す

緊張して早口になる可能性があるため、意識してややゆっくりとに話しましょう。ふだんはゆっくり話せると思っていても、いざ本番を迎えると焦ってしまうからです。

事前に回答を口に出して練習を重ね、話すスピードを確認しておきます。

必要に応じて身振り手振りを加える

経歴説明で強調したい部分にジェスチャーを加えると、面接官の興味を引きやすくなります。ふだんから身振り手振りをするクセがある人は、やりすぎではないか確認し、使う習慣がない人は練習して活用しましょう。

真剣さと身振り手振りの両方がある話し方をすると、面接官はきっと興味を持ちます。

避けた方がよい経歴説明のポイント

面接官があなたに興味を持つ経歴説明をする上で、次の4つのポイントに注意しましょう。事前に面接練習をし、当てはまらないか確認をおすすめします。

仕事で学んだことや経験のエピソードがない

前職での具体的なエピソードを、面接官は知りたいと思っています。前職の役職名や携わった業務内容だけでは、あなたについて理解を深められないからです。

職務経歴書を見ればわかる内容だけでなく、具体的な学んだことや経験したことのエピソードを入れて伝えましょう。応募職種に役立つとわかる内容を優先して盛り込みます。

情報が多すぎる

面接では職務経歴の確認以外の質問もあるため、回答時間は限られます。情報を詰め込みすぎても面接官が理解しづらいので、特にアピールしたい内容にとどめましょう。

企業が求める人物像に沿った経歴説明になるよう、要点を絞って伝えるとあなたが企業にふさわしいとアピールできます。

職務経歴書にある内容だけを伝える

職務経歴書に書いた内容は、すでに面接官は知っています。記入したままを答えてもアピールにはつながりにくいので、職務経歴書よりも具体的な内容を心がけましょう。

面接官から掘り下げの質問があったときにも対応できるよう、提出した職務経歴書の具体的なエピソードを事前にまとめておきます。

実績の客観的な根拠がない

あなたの魅力を的確に伝えるために、客観的な根拠を用いて話しましょう。これまでの実績や成果は数値データを使うとわかりやすくなります。

面接官が興味を持つとさらに質問される場合があります。そのとき落ち着いて対応するためにも、客観的な数値データを確認し、話せる準備をしましょう。

面接での経歴説明例文

経歴説明の仕方で迷ったときは、例文を参考にしましょう。応募先が同業種の場合と異業種の場合にわけて紹介します。

同業種の場合

新卒で○○株式会社へ入社し、3年間法人営業に携わりました。主な顧客は中小企業で、業務管理に関するITの導入サポートを行いました。

最大で20社の顧客を担当し、年間では10~15件の新規顧客を獲得していました。サービスの提供だけでなく経営に関するアドバイスも行っており、御社のコンサルティングも含めた営業に生かせるのではと思っております。

異業種の場合

私は前職で商品の販売だけでなく、仕入れも5年間担当しておりました。仕入れ先それぞれとのコミュニケーションを大切にし、お互いにメリットがあることを心がけて価格交渉し、過去の実績にもとづいた発注をしました。

その結果、利益率○%アップに貢献できました。仕入れ先との信頼関係を大切にしつつ、会社の利益向上に貢献できたと思います。

また、展示会や視察にも積極的に出かけ、相手に認めてもらえるよう働きかけも続けていました。不動産業界は未経験ですが、売上げや利益率アップの取り組みや相手に信頼して頂けるコミュニケーションを生かし、御社の利益向上に努めたいと思います。

どうしても経歴説明がまとまらない場合

応募先へのアピールにつながる経歴説明がうまくまとまらないときは、簡単に考えてみましょう。初めにこれまで経験したことを、事柄の大小に関わらず書き出します。

次に、今回の応募先へアピールになる職場・スキルはどれかを見つけましょう。求人票や企業のホームページなどに目を通すとわかりやすいです。

人材派遣会社なら面接対策を相談できる

人材派遣会社へ登録して転職先を探す場合、あらゆるサポートを受けられます。そのひとつに面接対策があり、質問の答え方がわからないときも頼りになります。

経歴説明の仕方は担当者と相談しよう

人材派遣会社へ登録する際、あなたの経歴やスキルを入力します。その内容にもとづいた求人を紹介し、応募するかどうかを決めます。

企業についての情報を人材派遣会社が持っているので、面接で経歴説明を求められたときの話し方アドバイスも可能です。「職務経歴は書けたものの、説明の仕方がわからない」という場合も気軽に相談できます。

評判の人材派遣サービスグロップに登録した方の声とは

人材派遣会社のひとつ、「グロップ」は、これまでに就職・転職を成功した方々から多くの喜びの声を頂いています。例えば、希望に沿った職場に出会えた・給料アップが実現した・ワークライフバランスがとれ働きやすくなったなどです。

以下では、寄せられた口コミの一部を紹介していきます。

Y.A(40歳/女)

夫が転職した際、収入が減ってしまったので、それを補うためにグロップに登録して働いています。グロップは、口コミサイトなどで評判となっていたので、迷わず登録しました。派遣として働くことに対して、知識も経験もありませんでしたが、グロップのマネジメントエキスパートさんが、しっかりとサポートしてくれたので、戸惑わずに働くことができました。グロップのお陰で、私たち家族に最適な働き方を選ぶことができました。

Y.H(35歳/女)

結婚前はサービス業で働いていましたが、夫の転勤などによって専業主婦になっていました。転勤先は、全く土地勘が無い岡山県でしたし、転勤も長くて三年ということでしたので、正社員ではなく派遣として働いています。登録しているグロップは、女性でもしっかりと働くことのできる仕事をいくつも紹介してくれたので、色々な会社から選ぶことができました。また、紹介してくれるだけでなく、将来的に有利になるような働き方を提案してくれたので、本当に嬉しかったです。

K.K(51歳/男)

趣味の野球を楽しんでいた時、椎間板ヘルニアを発症してしまいました。ヘルニアになってから三ヶ月は、痛みをだましながら整体や接骨院に通って働いていましたが、重症化してしまい会社を退職しました。その後、治療の甲斐あって症状はかなり収まったのですが、再発が怖かったのでグロップに紹介してもらったデスクワークの仕事を続けています。グロップでは、未経験であっても、しっかりと要望に合わせた働き先を紹介してくれますので、本当に助かりました。

Y.O(26歳/男)

高校を卒業してからずっと、建築現場で働き続けてきましたが、椎間板ヘルニアになってしまったので、腰に負担の少ない働き方を選ぶことにしました。資格も事務で働いた経験も無かったのですが、グロップで色々と教えてもらうことができたので、事務員として無事に働き始めることができました。グロップは、登録者の要望に合わせて派遣先を紹介してくれますので、転職などを考えている方にもおすすめです。

M.K(49歳/女)

こういった時代だからこそ、はじめて人材派遣サービスを利用する方は、自分の目的に合わせて人材派遣会社を選ぶようにしましょう。人材派遣会社は、それぞれ得手不得手がありますので、自分の目標とした業種に強い派遣会社を選ぶことが重要になります。例えばテレアポのお仕事でしたら、グロップがおすすめです。グロップは、色々な業種のテレアポのお仕事を持っていますので、色々な会社から選ぶことができるのでおすすめです。

H.O(48歳/女)

専業主婦として20年近く過ごしていましたが、老後の生活に不安を感じていました。久しぶりに外で働くということで、最初は緊張していましたが、マネジメントエキスパートさんがしっかりとサポートしてくれるので、働くことが楽しくなっています。仕事も慣れてきたので、徐々に働く時間、日数を増やしてもらっています。家事との両立は大変だと思いましたが、そのあたりも配慮してくれているので、無理なく働けています。

A.E(55歳/女)

私の地元で最も評判の良い人材派遣会社は、グロップだと思います。人材派遣サービスの中でも、特に地元企業からの評判が良いため、労働条件の良い働き方を選ぶことができます。また、様々な業種の派遣先を用意することができますので、新しいジャンルで働きたいという方にもおすすめです。しっかりとアフターフォローもしてくれますので、働いている時にも、分からない事や不安があった時などは、気軽に相談することができるのも、選ばれる要因だと思います。

H.A(33歳/女)

昨年の春先に、友達の結婚式が重なり、急いでお金を用意する必要がありました。専業主婦でしたので、長くは働くことができなかったので、グロップを利用して、週払いの仕事を見つけました。あまり期待せずに登録しましたし、時期的に週払いの仕事は選べるほど数が無いだろうと思っていたのですが、グロップのマネジメントエキスパートさんは、色々な業種の派遣先を紹介してくれました。その時に紹介してもらった派遣先が気に入って、現在も不定期ながら働いています。

K.U(38歳/男)

妻が出産後に大きく体調を崩してしまいました。お互いの実家も遠く、サポートしてくれる環境を造ることができなかったので、現在は派遣として働きながら、妻のサポートも行っています。グロップでは、前職の経験や資格を活かすことのできる派遣先を紹介してもらえたので、家事に比重を置く事ができています。妻の体調が戻ったら、正社員になろうと思っていますが、それまでは、グロップを利用して生活を安定させようと思っています。

N.T(21歳/女)

高校を卒業してから二年程、近所の工場でアルバイトしていましたが、収入に不満があったので、派遣になりました。私が登録したグロップは、地元で最も評判の良かった人材派遣会社として知られていました。その評判の良さを支えていたマネジメントエキスパートさんは、こちらの条件にあった派遣先を紹介してくれただけでなく、色々な働き方を提案してくれました。また、面接の練習などもしてくれたので、第一希望の派遣先で働くことができました。

まとめ

①経歴説明・自己紹介・自己PRの違いを知ろう
②経歴説明を求める目的は3つある
③面接で経歴説明するポイントを押さえよう
④面接官に印象よく経歴説明するコツを身につけよう
⑤避けた方がよい経歴説明のポイントは3つある
⑥面接での経歴説明は例文を参考にしよう
⑦どうしてもまとまらないときは書き出して考えよう

著者情報

小松 元樹
プロフィール:転職コンサルタント。自身の転職経験から転職者により良い選択をしてもらいたいという願いから3年前に起業。多くの転職相談者にアドバイスをしている。
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