人材派遣の面接に遅刻しそうならメールで連絡はあり?
人材派遣の面接で遅刻しそうな時でもメール連絡だけは絶対にダメです
人材派遣の面接に遅刻しそうなときには、必ず連絡をしなければなりません。
この連絡の方法ですが、メールで行うというのは絶対にダメです。
仮に電車の中だろうと、車の運転をしている時であろうと電車を降りたり、車を停めたりするなどしてから、必ず電話で連絡をするようにしてください。
手軽さでいえば、もちろんメールの方が手軽ですし、相手と直接話をせずに済むので電話で謝罪するよりも気持ちが楽です。
しかし、だからといって、メールで連絡をしてしまうと、人材派遣会社の面接官からすれば「誠意が感じられない」として激しく嫌悪感を抱かれてしまうでしょう。
そのようなことになれば、どれだけ面接が良いものになろうとも、採用してもらうことはまず不可能だと考えてよいでしょう。
時間を守ることは面接の一部です
時間厳守は、人材派遣会社の面接においては、何よりも最初にチェックされる部分です。
どれだけ頑張っても絶対に遅れてしまう、という状態で焦ってしまう気持ちはわかります。
そして遅刻したことで、面接に通過することはできないだろうと投げやりになってしまう気持ちもわかります。
しかし、連絡の仕方ひとつでピンチをチャンスに変えることも十分に可能なのです。
遅刻や、時間に間に合わない、ということは誰にでも起こり得ることですし、100%遅刻をしない人なんていません。
交通事故や公共の交通機関であれば、トラブルなどが起きてしまい遅刻することもあるでしょう。
しかしそのようなピンチの状態で一刻も早く、遅れることを連絡するのは社会人として当然のことであり、これから面接をしてくれる面接官に対しての礼儀でもあります。
何か叱られてしまうのではないか、もしかしたら面接を受けさせてもらえないのではないか、などと余計なことばかりを考えてしまい、電話でなくメールで連絡をしたくなる気持ちもわかります。
しかし、この際にメールで連絡をしてしまえば、さらに社会人としての質を問われてしまいます。
遅刻しそうな時には到着時間を具体的に伝えます
人材派遣会社に遅れることを伝えるときには、到着できる時間をある程度具体的に、そしてある程度余裕をもって伝えるようにしてください。
どれだけ慌てていても面接先に連絡をする時には、一度冷静になって何を伝えるべきかしっかりと考えるようにしましょう。
どのような理由でどれくらいの時間遅れるのか、ということをできるだけ正確に伝えることで、面接を受けるチャンスをもらえるかもしれません。
一番良くないのはいつ頃になるかわからない、ということです。
というのも面接官はあなた一人を面接するわけではなく、たくさんの面接を行わなければなりません。
特にタイトなスケジュールで面接を行っているような場合には、少し遅れただけでもそのスケジュールは大幅に狂ってしまいます。
そこで、どのくらいの時間で到着するのかが明確に分かっていれば、スケジュールを空けておくこともできますが、時間も分からず面接をする側もスケジュールを立てにくいのであれば、面接は受けさせてもらえないかもしれません。
ただし、電車の遅延によって遅刻しているような場合には、どのくらいの時間を遅れるのかはまだ分かりません。
そのような場合には、電車が遅れているということを伝えて、ある程度目処が立ってから再度連絡する、というようにしましょう。
人材派遣会社が特に時間に厳しい理由
そもそも人材派遣会社の面接に遅刻するというのは、そこまで悪いことなのか、疑問に思われる方もいるかもしれません。
人材派遣会社の面接に遅刻する、というのは、連絡の方法がどうという以前に、面接において大きなマイナスの印象を与えることは絶対に忘れないでください。
交通機関の事故など不可抗力であったとしても、よほど大規模なものでなければ、遅刻はマイナスな印象を与えることにしかなりません。
人材派遣の面接というとても重要な日に時間を守ることができないのは、よほど時間にルーズな人間であると判断されます。
時間に遅れた人は面接を一切受け付けない、という人材派遣会社も少なくありません。
人材派遣会社は、面接をして雇った人を取引先の企業などに派遣します。
つまり派遣社員が遅刻など企業に対して失礼なことをした場合、そのイメージや評価はすべて人材派遣会社も同様に下がってしまうのです。
そのため人材派遣会社の面接において、遅刻をするのはもちろんメールでの誠意のない対応は絶対にあってはならないのです。
(まとめ)人材派遣の面接に遅刻しそうならメールで連絡はあり?
1.人材派遣の面接で遅刻しそうな時でもメール連絡だけは絶対にダメです
人材派遣の面接で遅刻しそうな時には、必ずメールではなく電話で連絡をしてください。
電話で連絡をしなければ誠意はまず伝わりません。
遅刻をする謝罪の意を込めて、きちんと電話で連絡を入れましょう。
2.時間を守ることは面接の一部です
時間を守ることは面接を受ける以前に人間として、社会人としての質を問われる部分になります。
時間を守ることは当然であり、遅刻しそうなのであれば電話で連絡をしてください。
3.遅刻しそうな時には到着時間を具体的に伝えます
遅刻しそうなのであれば、まずは連絡すべきですが、いつ頃到着できるのかできるかぎり明確に伝えてください。
そうすれば面接を後回しにしてもらえる可能性もあります。
4.人材派遣会社が特に時間に厳しい理由
人材派遣会社で働くことは、その派遣会社の看板を背負っていることを理解しておきましょう。
遅刻をするような人に、その看板を背負う資格はないと判断されてしまいます。
著者情報
小松 元樹 プロフィール:転職コンサルタント。自身の転職経験から転職者により良い選択をしてもらいたいという願いから3年前に起業。多くの転職相談者にアドバイスをしている。 |