人材派遣の面接での正しいカバンの持ち方とは?

公開日:  最終更新日:2021/11/19

男性は聞き手で持ち、女性は肩にかける


人材派遣の面接では、マナーについて厳しくチェックされます。カバンの持ち方もその一つであり、男性は利き手に持ち、女性は肩にかけてください。

また、カバンを床に置くときは自立するように置いてください。

人材派遣の面接を受ける際に使うカバンは、サイズや色に注意してください。提出書類がすっぽり収まるようなA4サイズのもので、なおかつ黒のものが基本です。

底面にスタッズがあるものを選べば、床に置いても自立します。

また、カバンはあらかじめ清潔にしておきましょう。革カバンはお手入れに少々手間がかかりますが、ナイロンカバンなら簡単にお手入れできます。

カバン以外の小物も普段からお手入れする癖をつけておくといいでしょう。

カバンは男性は利き手で持ち、女性は肩にかけるのが基本

人材派遣の面接における正しいカバンの持ち方は、「男性は利き手で持ち、女性は肩にかける」という方法です。人材派遣の面接では、さまざまなマナーを守らなければいけません。

ビジネスカバンの持ち方もその一つで、まずは基本的な持ち方を意識しましょう。

男性の中にはカバンを肩にかけるような方もいるようですが、基本的にNGです。だらしなく見えて印象が悪くなってしまいますし、先方に対しても失礼な持ち方だということを覚えておきましょう。

カバンの持ち方については女性も気をつけなければいけません。なぜなら、持ち手が大きく作られているカバンの場合、お辞儀をしたらカバンが肩からずり落ちてしまうからです。

本番でそのようなことがないように、面接で使うカバンを肩にかけて、お辞儀の練習をするといいでしょう。

・面接会場内でのカバンの置き方
面接会場に入るときはカバンを男性は利き手に持ち、女性は肩にかけてお辞儀をします。一通りあいさつが終わったら、指定された席へ着席するように促されますが、ここで問題となるのが「カバンの置き方」です。

置き場所が指定されているならそこに置けばいいのですが、特に指定されなかった場合は「自分が座る椅子の横」に置くことになります。さて、ここで問題になるのが「カバンが自立するかどうか」ということです。

普段手に持ったり、肩にかけたりしているとなかなか気が付かないのですが、床に置いても自立して倒れないカバンというのは、面接でのマストアイテムです。人材派遣の面接では、持参したカバンは椅子の横に置きますが、そのとき倒れてしまうようなカバンはおすすめしません

なぜなら、横に倒れてしまうカバンはみっともないからです。

面接官にカバンの置き方で悪い印象を与えないように、普段使っているビジネスバックが自立するかどうかは事前に確認しておくといいでしょう。もし、これから使おうと思っているカバンが自立しないのであれば、ペットボトルなどの重い荷物を入れると安定します。

ほとんどのビジネスバックは底面にスタッズが打ち込まれるなどして、自立するような設計になっています。これからビジネスバックを用意しようと考えているなら、必ず店頭で自立するかどうかを確かめてください。

それ以外のビジネスバックの選び方については後述します。

カバンの持ち方や置き方について、中には些細なことだと考える方もいるかもしれません。しかし、人材派遣の面接では非常に細かいところまでチェックされるので、マナーについては徹底しておくべきでしょう。

普段の面接でカバンの持ち方や置き方について意識していないのであれば、これを機会に見直してみてはどうでしょうか。

人材派遣の面接で使いたいカバンとは?


人材派遣の面接では、書類などを入れておくカバンが必須アイテムです。しかし、面接を受けた経験が少ない方は、どのようなカバンを選べばいいのか分からないかもしれません。

ここでは人材派遣の面接において、面接官に好印象を与えられるカバンの選び方について紹介していきます。

・基本的にリュックサックはNG
ビジネスマンの中にはリュックサックで通勤している方を見かけますが、人材派遣の面接にリュックサックで向かうのはNGです。なぜなら、人材派遣の面接というのはフォーマルな場だからです。

採用された後はリュックサックで通勤しても問題ない会社があるかもしれません。しかし、まだ採用されると決まったわけでもなく、なおかつ人材派遣の面接というフォーマルな場であれば、やはりリュックサックはそぐわないでしょう。

社会人にはTPOが求められますが、人材派遣の面接にリュックサックで臨んでしまったら、TPOの概念が無いと判断されてしまう恐れがあります。

・サイズはA4
ビジネスバッグと一言で言っても、さまざまなサイズのものが展開されています。いざカバン売り場に来たとしても、どのサイズのものを選んでいいのか分からない、そういう方もいるでしょう。

基本的にビジネスバッグは「A4」サイズのものを選べば間違いありません。なぜなら、履歴書や職務経歴書などの提出書類はA4で作成されているものは多いからです。

ビジネスバッグに必要な書類を入れるときは、折れや汚れを防ぐためにクリアファイルを用意しておくといいでしょう。

・カバンの色はどうすればいい?
次に人材派遣の面接用のカバンとして気をつけたいのが、色です。カバンの色は基本的に黒を選べば問題ありません。

人材派遣の面接では黒や紺などのスーツを着用すると思いますが、それに合わせて黒いカバンを用意すればいいでしょう。スーツや靴などのと合わせても違和感のないカラーリングのカバンを選んでください。

・ファスナーは側面まで下げられるものを選ぶ
カバンを選ぶときに意外と見落としてしまいがちなのが、ファスナーがどこまで下がるかということです。ファスナーが上部だけでなく側面まで伸びていて、カバンを大きく開くことができるものを選ぶのがベターです。

人材派遣の面接では書類を提出するシーンがあります。ファスナーを大きく開けるカバンを用意していれば、必要な書類をすぐに提出することができるでしょう。

カバンも選び方によっては面接官に悪い印象を与えてしまうかもしれません。そのようなことがないように、カバンの選ぶときはここで紹介したことを守りましょう。

面接の前にはカバンを手入れしておこう

人材派遣の面接で使うカバンは、必ず面接の前に手入れしておきましょう。汚れたままのカバンで面接に向かってしまったら、面接官にだらしない印象を与えてしまいます。

ここでは素材別のお手入れの方法などを紹介していきます。

・革カバンの場合
革カバンというと、オイルを塗り込むなどしてお手入れする方法がイメージとして浮かびます。しかし、いきなりオイルを塗り込んでしまうとカバンに大きなダメージを与えてしまうでしょう。

革カバンをお手入れするときは、まずブラシを使って表面に付着したホコリを落とします。比較的簡単に落ちるホコリなどはブラシを使えば問題ありませんが、ブラシで落ちない汚れはしっかり絞った濡れタオルで汚れを落としてください。

汚れをしっかり落としたらいよいよオイルを革カバンに擦り込んでいきます。

オイルでのお手入れで気をつけなければいけないのは、一度に多くのオイルをカバンに塗り込んでしまうことです。塗り込むオイルが多くなってしまうと、カバンにオイルのシミができてしまいます。

まずは少量のオイルを布に取って、丁寧に擦り込んでいきましょう。

オイルをカバンの全体に塗ったら、最後は乾いた布でカバン全体を優しく拭き上げましょう。これで革カバンのお手入れは完了です。

革製品はお手入れをすれば独特の味わいが生まれるため人気がありますが、革そのものは大変デリケートなので、細心の注意を払ってお手入れしなければいけません。

・ナイロンカバンの場合
ビジネスバッグのなかでも一般的なのがナイロン製のカバンではないでしょうか。ナイロンカバンの場合は革カバンと異なり、お手入れが簡単という利点があります。

革カバンの場合は定期的にオイルを刷り込まないとひび割れの原因となってしまいます。しかし、ナイロンカバンならオイルを刷り込む必要がないので、毎日のお手入れが非常に簡単です。

万が一汚れてしまったとしても、濡らした布で拭き上げ、乾かすだけでお手入れ完了です。

濡らした布で汚れが落ちないのであれば、中性洗剤を使って汚れを落とす方法があります。中性洗剤を使って汚れを落とすときは、強くこすって汚れを落としてしまわないように注意してください。

こする力が強くなりすぎると、カバンに傷をつけてしまう恐れがあります。

面接を受ける際にはクリーニングに出したスーツを着て臨むでしょう。しかし、お手入れをしなければいけないのはスーツだけではありません。

ここで紹介したカバンはもちろん、靴、ネクタイなどの小物も普段からお手入れしておきましょう。

人材派遣の面接では、身だしなみがとくに重要視されます。面接官に好印象を与えられるように、しっかり準備しましょう。

(まとめ)人材派遣の面接での正しいカバンの持ち方とは?

1.男性は聞き手で持ち、女性は肩にかける
カバンは男性なら利き手で持ち、女性なら肩にかけてください。人材派遣の面接では、A4の書類が入る黒のもの、そして自立するカバンを選ぶといいでしょう。

カバンを始めとする小物類は、普段からお手入れしておきましょう。

2.カバンは男性は利き手で持ち、女性は肩にかけるのが基本
人材派遣の面接ではカバンの持ち方、カバンの置き方は意外と見られています。男性は利き手に持ち、女性は肩にかけるのが正しいマナーです。

床に置くときは自立するように置いてください。

3.人材派遣の面接で使いたいカバンとは?
人材派遣の面接で使うカバンは、色やサイズに気をつけて選んでください。色は黒、サイズはA4で、ファスナーが側面まで伸びているものを選べばOK。

また、必ず自立するものを選んでください。

4.面接の前にはカバンを手入れしておこう
人材派遣の面接でもちこむカバンは、事前にお手入れをしておきましょう。カバンはもちろん、その他の小物もあらかじめ手入れをしておくと、面接の際に好印象を与えることができます。

著者情報

小松 元樹
プロフィール:転職コンサルタント。自身の転職経験から転職者により良い選択をしてもらいたいという願いから3年前に起業。多くの転職相談者にアドバイスをしている。
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