人材派遣の面接は最初の挨拶から丁寧にしよう

公開日:  最終更新日:2024/01/15

面接は最初の挨拶が印象を左右する?


面接の最初の挨拶は、あなたの第一印象につながります。企業は、あなたの経歴やスキルなどをあらかじめ把握して面接にのぞみますが、第一印象が良いと一層興味を持つでしょう。

好印象を与えられると採用してもらえる可能性がアップするので、最初の挨拶から大切に取り組むようにしてください。挨拶ではお辞儀をしますが、お辞儀には、拝(90度)・最敬礼(45度)・敬礼(30度)・会釈(15度)の3種類があります。

タイミングによりお辞儀の使い分けができると、社会人としてのマナーが備わっているとアピールできます。

入室~面接開始の流れを知ろう

面接で最初に挨拶をするタイミングを知っていると、落ち着いて行動できます。入室から面接が始まるまでの流れを状況別に解説するので、どのような状況になっても慌てないようシミュレーションしておきましょう。

面接官が部屋で待っているケース

面接会場へ面接官が先に入っており、後からあなたが入室する場合です。初めに扉を3回ノックし、返事を聞いてから「失礼します」と声をかけて扉を開けましょう。

もし返事がなければ再度3回ノックをし、返事を待ちます。すでに扉が開いていればノックは不要で、一声かけてから入室します。

入室の際に一礼しますが、このときは敬礼の30度を心がけましょう。扉は後ろ手では閉めず、面接官へお尻を向けないよう扉に対して斜めに向いて閉めます。

その後、イスの隣へ立って最敬礼の45度のお辞儀をし、「こんにちは。○○と申します。本日はよろしくお願いいたします。」などと最初の挨拶をします。面接官から促されたあと、着席してください。

先に入室し面接官を待つケース

受付で面接室にて先に待つ指示があった場合など、面接官よりも先に入室して待つケースもあります。応募者の席があれば、腰かけて待ちましょう。

特に座席の指示がない場合は、下座に座って待ちます。ここでの下座とは、入口に最も近い座席です。

面接官が入室したときには立ち上がり、「本日はよろしくお願いします」と挨拶をします。面接官が着席し面接がスタートするタイミングで、上の見出し同様に最初の挨拶をしましょう。

面接官と一緒に入室するケース

受付などがなく、面接官がそのまま案内して面接が始まるケースです。受付があってもそこで面接官と会い、直接案内される場合もあります。

最初に会ったときに「こんにちは。本日○時に○○部○○様と面接のお約束をしております、○○と申します。」と言い、案内を受けましょう。入室し面接が始まるタイミングで、「改めて本日はよろしくお願いいたします。」と言うようにしてください。

受付での最初の挨拶も丁寧にしよう


大きな会社や複数の会社が入るビルでの面接は、先に受付で要件を伝えることが必要です。受付での最初の挨拶も丁寧に行うために、2つのパターンをあらかじめ知っておきましょう。

受付係がいる場合

受付に人がいるケースは、会社1社のみまたは複数の会社が入るビルで最初の挨拶が異なります。

・会社1社のみ
受付で、自分の名前・約束の時間・担当者・要件を伝えましょう。「こんにちは。本日○時に○○部の○○様と面接のお約束をしております、○○と申します。」と挨拶をします。

・複数の会社が入る複合ビル
総合受付では具体的な約束の内容まで伝えず、自分の名前・訪問先の会社名・約束の時間・要件を伝えます。「こんにちは。本日○時に○○社にて面接のお約束をしております、○○と申します。」と挨拶しましょう。

担当者名など詳しい内容は、応募先企業の入口で伝えるようにしてください。

インターホンで担当者を呼び出す場合

受付に人がおらず、インターホンで呼び出して要件を伝える場合は、インターホン越しに丁寧な挨拶を心がけてください。近くに連絡先の番号の案内などがあることが多いので、最初に該当の番号を押しましょう。

相手が出たら、上のケースと同様に挨拶をします。すると受付で待つか場所を案内されるか指示があるので、従ってください。

インターホンが電話の場合、相手が切ってからこちらも切るのがマナーです。しかし、相手も同じく受話器を置くことを待っている場合がもあります。

少し待っても切れないときは、静かに受話器を置きましょう。

身だしなみにも気を配ろう

第一印象は面接の最初の挨拶だけで決まりません。身だしなみも影響します。

きちんとした挨拶の練習を生かすためにも、面接にふさわしい身だしなみで訪問しましょう。整った身だしなみは、ビジネスの場で初めて会う人とのマナーを守れ、相手に時間を取ってもらっている意識があることを示します。

身だしなみのポイントを7つ紹介しますので、事前に確認し自信を持って面接に向かいましょう。

清潔感を重視

どの業界・職種であっても、清潔感は不可欠です。清潔感のある身だしなみは好感が持てるので、第一印象も良いでしょう。

例えば、汚れやシワのないクリーニングした衣服や靴、髪型は寝ぐせがなく適切な長さで、長い場合はひとつに束ねているなど頭髪からつま先まで見苦しさがないかチェックしてください。普段よりも念入りに清潔さを確認して、面接を受けましょう。

くしや鏡、エチケットブラシなど、当日面接の直前に身だしなみを確認できるアイテムの持参もおすすめです。

全体のバランスが取れている

身だしなみは全体のバランスが整っていると、好印象を与えます。ひとつひとつのアイテムが清潔であっても、バランスが悪いと清潔感が下がることもあります。

例えばスーツやバッグ、髪型はフォーマルな場にふさわしいものの、靴だけがカジュアルという状態を避け、全体の統一感を大切にしましょう。

ピアスなどアクセサリーは職場の基準に従う

ピアスなどアクセサリーは業界や職場により基準が異なるため、応募先のきまりを守り、面接を受けましょう。はっきりと基準がわからない場合は、外して出かけた方が無難です。

特に飲食業や食品業界は、勤務中にアクセサリーを身につけることを禁じているため、面接もつけずに出かけてください。オフィスワークは、石の小さなピアスやネックレス、ナチュラルネイルOKの場合があります。

アパレルやクリエイティブな業界は、服装の自由度が高く個性的な服装で勤務するケースがあります。しかし面接はその人の働く意欲や誠実さなどを見る場なので、企業側からの指示がなければアクセサリーは控えめにしましょう。

バッグはA4サイズが入る大きさ

人材派遣先との面接は自分で履歴書などを持参するケースは少ないですが、バッグはA4サイズの書類が入る大きさが安心です。スーツに合うビジネスバッグを用意し、綿のトートバッグなどカジュアルすぎるものは避けましょう。

服装自由と言われたら?

面接時の服装は自由と言われた場合、上下そろったスーツでなくてもかまいませんが、ジャケットはオフィスカジュアル程度が良いでしょう。きちんと感のある服装を心がけ、アパレルやクリエイティブ業界であっても個性的すぎる服装は控えるのことをおすすめします。

男性の場合、テーラードジャケット・ワイシャツ・チノパン・革靴・レザートートバッグの組み合わせが良いでしょう。女性の場合は、ジャケット・タイトスカート・ヒール低めのパンプス・レザーバッグの組み合わせがおすすめです。

スーツを着崩してもオフィスカジュアルにはならず、だらしない印象を与えます。ジャケット代わりにスーツの上着を使ったり、スーツのパンツやスカートだけを使ったりせず、ジャケットなどに合ったコーディネートを心がけましょう。

夏の面接で注意すること

クールビズの指定がなければ、男性はネクタイをします。半袖・ノースリーブは正式な場にふさわしくないため、長袖を着てください。

女性はストッキングをはき、サンダルやミュールは避けてパンプスをはきます。夏場は汗をかくので、ハンカチやタオルを持参しましょう。

汗をかいても拭くものがあれば問題ありませんが、衣服の袖などで拭うとだらしない印象を与えるので注意してください。

冬の面接で注意すること

コートはスーツなど着る衣服に合ったデザインを用意してください。ダウンジャケットやアウトドア向けの上着は、かさばる上に正式な場にはそぐわないとされています。

防寒対策でニットをスーツの中に着ると、カジュアルな印象を与えるため、保温できるインナーを活用しスマートさを維持しましょう。ふだんブーツを愛用していても、面接にはいていくことは避けてください。

デザインがスマートであってもブーツはカジュアルなアイテムなので、面接は革靴やパンプスがふさわしいとされています。

最初の挨拶を成功させるには練習をしよう

最初の挨拶を成功させるに、事前に練習をしておくことをおすすめします。お辞儀の種類や入室の流れの知識が頭に入ったら、何回か実践しましょう。

自宅の扉を使って入室時の挨拶の練習をしたり、家族や友人に協力してもらって受付での挨拶を実践したりすると有効です。身についた動作は自然とできるため、当日緊張で頭が真っ白になったとしても、最初の挨拶ができる可能性が高まります。

最初の行動や言葉がうまくいくと緊張がほぐれ、その後の質問に回答しやすくなります。面接の練習は質問への回答だけでなく、挨拶も行いましょう。

人材派遣先での面接の挨拶や答え方で迷ったときは、担当者へ相談するのがおすすめです。

グロップのネット上の評判や利用した方々の声

ここからは、人材派遣会社として評判のグロップを利用した方の口コミを紹介します。

N.K(52歳/男)

グロップは、他の人材派遣サービスと比べ、スタッフの口コミが高いことで知られています。様々な業種の知識が豊富なスタッフが揃っていますので、ジャンルを選ばずに適した派遣先を選んでもらうことができます。また、派遣先の面接などは、面接まで付き添ってくれますし、派遣先の担当者に、事前に登録者を売り込んでくれていますので、すぐに派遣先を決めることができます。その為、急いで働き先を探している方に最適だと言われているのです。

A.M(55歳/女)

高校を卒業してから4年ほど働いていましたが、22歳で結婚して以降は、ずっと専業主婦として働いていました。50歳を超え、子育ても一息ついたので、かねてから思っていた外に働きにいくことにしました。50代が働ける求人を見つけるのは大変でしたが、人材派遣サービスのグロップに登録した結果、すぐに見つけることができました。グロップは、50代でも働きやすい派遣先をいくつも紹介してくれましたので、本当に助かりました。

Y.N(21歳/女)

身内の不幸があり、大阪から実家のある高知に戻ってきました。高知は大阪と比べ、正社員の求人が少ないこともあり、再就職することができませんでした。そんな時に友達に紹介してもらったグロップのお陰で、安定した収入を得ることができています。グロップから派遣されて一年になった先月、遂に正社員雇用のお誘いを受けることができました。来月から正社員として働けるようになったのです。

K.S(34歳/女)

離婚して最も大変なことは、家事と育児、そして仕事のバランスをとることです。この3つは、ぜったに必要なことですので、おろそかにすることはできません。しかし、新型コロナウイルスの関係などで、仕事を選べないシングルマザーが増えているため、バランスを取れなくて困っている方も大勢いるのです。人材派遣サービスのグロップは、シングルマザーの方でも生活を安定させることのできる派遣先を紹介してくれます。私もグロップのお陰で、子供との時間を確保した上で働けています。

M.O(27歳/女)

交通事故で膝を痛めてしまい、立ち仕事がしんどくなってしまいました。しかし、パソコンも上手く使えないし、事務仕事の経験やスキル、資格なども持ち合わせていませんでしたので、再就職することができませんでした。そんな時にSNSなどで知ったのが、人材派遣会社のグロップだったのです。グロップは、未経験者の方でも働きやすい派遣先を紹介してくれると話題でした。全くの初心者だった私でも、マネジメントエキスパートさんのサポートなどもあり、派遣の仕事を続けられています。

Y.N(28歳/男)

高校を卒業してすぐに、人材派遣サービスのグロップに登録しました。グロップは、アルバイトよりも良い条件で働くことができるだけでなく、休みもしっかりと確保してくれますので、無理なく稼ぐことができます。わたしは、グロップで3年ほど働き貯めたお金で、海外留学することができました。今では、その経験を活かし、外資系の会社で働くことができています。グロップのお陰で、人生をより良い物にすることができました。

N.N(49歳/男)

職場の人間関係に疲れ、去年の春先に会社を辞めました。それから現在まで、継続して派遣として働いています。利用した人材派遣サービスは、岡山県に本社を構えるグロップです。グロップは、人材派遣サービスの中では、非常に評判の良い会社です。特にマネジメントエキスパートさんは、一人ひとりに合わせて派遣先を紹介してくれますので、自分の理想の働き方を選ぶことができます。私もグロップのお陰で、金銭的にも、精神的にも、安定した生活をおくれています。

A.M(38歳/男)

グロップは、わたしが希望していた業種に強いということで選びました。派遣という仕事は、想像していた時と実際に働いた時の差が大きいように感じましたが、その都度、マネジメントエキスパートさんに相談することができたので、現在も続けられています。マネジメントエキスパートさんは、心配事を相談することができるだけでなく、優しく励ましてくれたりもしますので、常にモチベーションを高く保つことができます。

Y.O(20歳/男)

新型コロナウイルスの影響で、わたしの住んでいるエリアの求人の質が著しく落ちています。また、求人数も少なくなっているため、ハローワークなどを利用しても、働きやすい仕事を見つけることができませんでした。どうしようかと悩んでいた時に、友達から紹介してもらったのがグロップでした。グロップは、正社員ではありませんが、正社員並みのお給料、福利厚生の整った派遣先を紹介してもらいました。ハローワークよりも満足度の高い働き方を選ぶことができます。

M.N(21歳/男)

グロップに登録するまでは、人材派遣会社に対してポジティブな印象をもっていませんでしたが、登録して考えは180度変わりました。グロップは、単に仕事を紹介してくれるのではなく、しっかりと人生設計を踏まえた上で、納得のいくまで一緒に検討してくれました。3年後、5年後、10年後、20年後とそれぞれなりたい自分の理想像を考え、そこに行くためにどのような努力が必要なのかを一緒に話し合い、選ぶべき派遣先を紹介してくれたのです。

まとめ

①面接は最初の挨拶が印象を左右するためきちんと行い、面接官に良い印象を与えよう
②状況別に入室~面接開始の流れを知っておこう
③受付での最初の挨拶も丁寧にしよう
④身だしなみにも気を配ろう
⑤最初の挨拶を成功させるには、事前に練習をしておこう

著者情報

小松 元樹
プロフィール:転職コンサルタント。自身の転職経験から転職者により良い選択をしてもらいたいという願いから3年前に起業。多くの転職相談者にアドバイスをしている。
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