人材派遣などの面接で「最近の気になるニュース」の答え方とは?

公開日:  最終更新日:2024/11/13

ニュースをチェックする習慣をつけよう


就職・転職の面接で気になるニュースを聞かれたときに備えて、ふだんからニュースをチェックし、考える習慣をつけましょう。日々さまざまなニュースが流れていますが、ただ眺めるだけで頭に入らない可能性が高いためです。

面接の場でニュースを思い出し、自分の考えをまとめて伝えるには時間がかかります。面接の場で困らないためにも、事前に最近のニュースをチェックして意見を持つ習慣づけがおすすめです。

この記事では、気になるニュースを面接で聞く理由・ニュースの選び方・避けた方がよいニュースなどを解説します。

面接で「気になるニュース」を聞く理由

面接官はなぜ気になるニュースを聞くのかがわかると、ポイントを押さえた答え方ができます。質問の意図を3つ紹介するので、回答の要点作りに生かしましょう。

考え方や感性を知りたい

ニュースの選び方はあなたの考え方や感性を反映するので、価値観が自社に合うかを確認するために面接で尋ねます。自分が興味のないニュースをピックアップすると意見をまとめにくいため、たとえ大きく取り上げられていないニュースであっても、意見を述べられる方を選びましょう。

情報感度の高さを知りたい

ビジネスではいち早く新しい情報の収集を求められるため、情報感度の高さを気になるニュースを聞いてチェックします。周囲の物事に対する興味や関心、それに対する積極的な情報収集の姿勢を見て、職場に貢献できる人材かを判断します。

社会問題に対する意識を確認したい

社会人として社会問題を認識し、自分なりの考えを持っているかを確かめます。仕事をするだけでは社会人と言えず、一人の国民として自分を取り巻く社会の問題を認識し、考えることが必要だからです。

ニュースを見る習慣がなく、社会のできごとに興味のない姿勢を見せると、社会における責任感が薄いと印象づけかねません。

気になるニュースの答え方

気になるニュースを探す前に、答え方の基本的な流れを知りましょう。何をどのように答えるかを理解すると、ニュースで見るべきポイントがわかります。

初めにタイトルをあげる

回答の初めに、内容を一言でまとめたタイトルをつけます。あらかじめ概要を伝えておくと、途中で話がそれたとしても、面接官は何についての話かを理解できます。

「もともと○○に興味があり」と述べてから紹介すると、あなたが何に関心を持っているかが同時に伝わるでしょう。気になるニュースに限らず、回答の初めに結論を言う話し方は、ビジネスシーンでも活用できます。

順序立てて話す

面接官も知っているニュースの可能性はありますが、あなたのとらえ方を伝えるため、どのようなニュースなのか概要を説明します。順を追って30秒程度にまとめると、ちょうどよい長さです。

面接官はニュース自体ではなくあなたの考え方や価値観を知りたいので、概要が伝われば十分です。

最後にあなたの意見を述べる

面接官が最も知りたい部分なので、ニュースの概要で終わらずあなたの意見を必ず伝えましょう。答えに正解はないので、自信を持って伝えれば問題ありません。

なぜそう考えたのかまで掘り下げて、理由まで述べましょう。

好印象を残すニュースの選び方


面接官が好印象を持つニュースを選ぶには、次の4つのポイントをクリアできるか考えましょう。気になるニュースの質問で、あなたが応募先企業にふさわしいとアピールするチャンスにもなります。

1年以内のニュースから選ぶ

回答で取り上げるニュースは、1年以内のものを選びましょう。内容によっては1年前では古いと思われるニュースもあるので、新しい情報が出ているかの確認も必要です。

現在の状況と異なる古いニュースを取り上げると、情報感度が低く情報収集する習慣がないと印象づける可能性があります。また、1年前から最近までの流れをまとめた上であなたの考えを述べると、以前から興味があったとアピールできます。

信頼性の高い情報源から見つける

ニュースの情報源は、次の信頼できるソースの中から選びましょう。
・官公庁などが発信する、個人の意見を含まない調査結果そのもの
・新聞社や大手メディア、企業が公表する情報
・ウェブページの場合、ドメインがco.jp(企業など)・ac.jp(教育機関)・go.jp(政府機関)

新聞社や大手メディアなどの手掛けた記事は、取材に基づいた情報を提供する傾向にありますが、記者の意見が入るため、二次情報にあたります。複数の新聞やメディアをチェックし、客観的な情報をまとめた上で、あなたの意見を考えましょう。

応募先の職種や業界に関係がある

応募先の職種や業界に関わるニュースをあげると、日頃から興味があり情報収集を続けているアピールにつながります。企業に合わせた話題を選べることは、TPOに合った会話ができることにつながり、コミュニケーション能力が高いという評価も期待できます。

自分の意見が思いつく

気になるニュースの答え方は、自分の意見を述べるまでが必要なので、考えが思いつきそうなニュースを選びます。関心があるニュースほど意見をまとめやすいため、日頃から何に関心があるかを考えておくとスムーズです。

迷ったときは、応募先企業の業界や職種に関わるニュースから探しましょう。

避けた方がよいニュースのポイント

気になるニュースの候補を複数見つけたあとは、避けるべきニュースにあてはまらないかを確認しましょう。以下の2つのポイントは、就職後もビジネスの場では控えた方がよい話題の例です。

宗教や思想についてのニュース

宗教や思想はその人の信条と関係があり、面接は企業との相性を見るための場なので伝える必要がなく、避けた方がよいニュースです。厚生労働省の「公正な採用選考の基本」には、採用選考は応募者の基本的人権を尊重し、適性と能力に基づく基準で行うとあります。

応募者の信条は含まれておらず、関係のない事柄で採否を判断してはならないとするため、就職差別を避けるために初めから聞かない傾向にあります。

芸能関係のニュース

芸能人や有名人のニュース、中でも交際や不倫などプライベートに関する話題は避けましょう。メディアなどが取り上げる機会が多く目にしやすいニュースですが、あなたのアピールにはつながりにくい話題です。

どうしても芸能人の話題を取り上げたい場合は、功績や前向きな生き方などに注目しあなたのアピールにつながるニュースを見つけましょう。

プライベートに関するニュース

あなたの身のまわりで起きた、プライベートに関するニュースも控えることをおすすめします。兄弟の結婚や家族の病気など、あなたにとっては大ニュースかもしれませんが、仕事に直接関係しないためです。

応募先に対して自己アピールになる内容かを考え、話題を取り上げましょう。

最近の気になるニュースの回答例

気になるニュースを見つけたら、回答例を参考にしてあなたなりの答えを用意しましょう。ただし、丸暗記すると掘り下げの質問があったときに困る可能性があるため、ニュースの概要と意見のポイントだけを覚えた方が柔軟に対応できます。

学んだことと関連付けたニュース

私が気になるニュースは、台湾地震の際の避難所設営についてです。日本でも同規模の地震が発生していますが、台湾では震災発生後4時間で個室の避難所設営が完了したそうです。

避難所だけでなく、娯楽施設やマッサージ施設などまでできあがっていたことには驚きでした。これを実現できた背景には、これまで行っていた、年に3~4回の官民連携の避難訓練がありました。

このニュースで、日頃からコミュニケーションを取ることの重要性を学びました。前職では事前に準備を重ねることでプレゼンテーションに成功した経験がありますが、コミュニケーション不足からスムーズな連携ができず苦労した経験もあります。

入社後は日頃のコミュニケーションを大切にし、多くの方々と積極的に関わって準備を重ね、プロジェクトを進めたいと考えています。

応募先の企業と関連のあるニュース

私は最近の物価上昇について興味があります。前職へ就職する際一人暮らしを始め、食品や生活必需品の物価上昇を、一層身近に感じました。

少しでも安くと考える中、御社のプライベートブランドを活用するようになりました。高品質で低価格の商品は、お客様のニーズを叶える素晴らしいものだと感銘を受け、現在も愛用しております。

私の家族や友人にも御社のプライベートブランドの愛用者は多くおります。御社へ入社後は、お客様の立場に立った商品作りと提供に携わり、感動して頂ける商品を生み出していきたいです。

面接対策で悩んだときは担当者と相談しよう

面接へ向けて、気になるニュースの答え方を身につけたいときは、プロとの相談が近道です。就活や転職活動を始めたばかりの方や、面接に対して不安がある方は、心強い味方です。

人材派遣会社の場合、担当者があなたの就職や転職に必要な情報を届けます。求人情報の紹介だけでなく面接対策などのサポートも行うので、早めに相談しましょう。

CMでも話題のグロップの評判や実際に利用した人たちの感想とは

人材派遣会社「グロップ」は、これまでに多くの方々の就職・転職をサポートしました。就職・転職に向けて人材派遣会社を探しているときは、こちらの口コミを参考にしてみてください。

N.N(23歳/女)

人材派遣サービスは色々とありますが、その中でも人材派遣会社のグロップが気に入って働いています。グロップは、口コミサイトの評判が最も良かったので選んだのですが、実際に登録してその良さがハッキリとわかりました。特にマネジメントエキスパートさんは、親身になって相談に応じてくれますので、一人で抱え込まなくて良いのが助かっています。働いてからも相談することも多くしっかりとサポートしてくれているので助かります。

N.T(22歳/男)

高校を卒業してから4年ほどグロップを利用して働いています。グロップは、海外留学するための費用を稼ぐために登録しています。留学を前提に働いているので、正社員よりも派遣の方がメリットが大きいと判断しグロップを利用しているのですが、派遣とはいえ正社員並みの待遇で働くことができています。残業などもありませんので、英会話教室やジムなどにも通うことができ、充実した毎日を過ごせています。

M.I(23歳/女)

結婚した後、夫と話し合った結果、退職し派遣として働くことにしました。慣れない家事が思ったよりも大変だったこともあり、最初はしっかりと働けるか不安になっていましたが、グロップのマネジメントエキスパートさんのサポートもあり、家事と仕事を両立させることができました。新しい生活にスムーズに馴染むことができたのは、間違いなくグロップで担当してくれたマネジメントエキスパートさんのお陰です。


Y.A(53歳/男)

相続によって少しまとまったお金が入ったので、会社の早期退職プログラムを利用し退職しました。退職金と相続のお金で住宅ローンを完済できたので、日々の生活はグロップに登録して稼いでいます。グロップでは、これまでの経験を活かせる派遣先を紹介してもらうことができました。その為、新しい環境にもすぐに慣れることができ、無理なく稼げています。仕事を退職することは勇気がいりましたが、グロップのお陰で楽しく過ごせています。

F.N(27歳/女)

マイホーム貯金をするために、派遣として働いています。私が利用した人材派遣サービスのグロップでは、色々な仕事を提案してもらいましたが、その中でもわたしのライフスタイルと性格にぴったりだったテレフォンアポインターの仕事を紹介してもらいました。テレアポは色々と大変な所もありますが、マネジメントエキスパートさんが働いてからもサポートしてくれたので、なんとか続けられています。派遣先は個人の事情を優先してくれますので、子供の風邪などで急に休むこともできるので、働きやすいと思います。

H.O(25歳/男)

急なリストラにあいやる気が起きないままダラダラと無職の状態が一年近く続いた時、このままではいけないと思いグロップに登録しました。転職に必要となる資格や実務経験を持ち合わせていなかった私に、グロップのマネジメントエキスパートさんは、働きながらそれらを確保できるような働き方を提案してくださいました。残業の少ない派遣先だったので、夜は資格の勉強をする時間も作ることができるため、充実した毎日をおくれるようになりました。

M.O(21歳/男)

貯金があまりない状況で、会社が倒産してしまいました。そのまま都内での生活を続けるのは、あまりにも厳しいということで、生活を立て直せるまで地元に住居を戻すことにしました。地元はあまり求人は無かったのですが、無理に正社員を狙っていたわけではありませんでしたので、人材派遣サービスのグロップを利用し、サクッと働き先を確保することができました。自宅から通っていますので、家賃などの出費を抑えられるので、貯金することができるようになりました。

K.U(33歳/男)

私が人材派遣サービスのグロップを利用しているのは、その時々の事情に合わせた働き方を選ぶことができるということです。私は趣味が忙しいため、残業や休日出勤が多発するような会社で働けなかったのですが、グロップでは、残業や休日出勤が無い派遣先を紹介してもらうことができたので、趣味も仕事も全力で楽しむことができています。また、しっかりと稼げる仕事を紹介してもらうことができたので、貯金もしっかりとできています。

H.A(35歳/男)

グロップは、条件に合わせて派遣先を紹介してくれます。しかも時間をかけずに短期間で働き始められるよう配慮してくれるので、貯金が無くて焦っている時などに最適です。わたしが初めてグロップを利用した時も、会社が急に倒産してしまい借金ばかりが増えていて焦っていた時でした。マネジメントエキスパートさんの配慮で、資格が無くてもすぐに働ける職場を紹介してもらうことができました。

M.I(45歳/男)

新型コロナウイルスの影響などもあり、思うように再就職する事が出来ない時に登録したのが、地元で評判のよかった人材派遣会社グロップでした。グロップは、担当者が一人ひとりについてくれるので、こちらの要望を正確に把握した上で、ベストな派遣先を紹介してもらうことができます。私は前職の経験を活かすことのできる派遣先を紹介してもらえたおかげで、その会社で正社員になることもできました。

まとめ

①日頃からニュースをチェックする習慣をつけよう
②面接で「気になるニュース」を聞く理由を知ろう
③気になるニュースの答え方をチェックしよう
④好印象を残すニュースの選び方を学ぼう
⑤避けた方がよいニュースのポイントを知ろう
⑥最近の気になるニュースの回答例を参考にしよう

著者情報

小松 元樹
プロフィール:転職コンサルタント。自身の転職経験から転職者により良い選択をしてもらいたいという願いから3年前に起業。多くの転職相談者にアドバイスをしている。
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